“直観の話し”

皆さんは“直観”と言う言葉もその意味も知っていますよね?“直観”を使わなきゃ〜!って思ってはいてもうまく行かないと思っている人、参考にしてください。

まず顕在意識が悪くて直観がいいと言う考えを頭からなくしましょう!こんな事で迷っていないで、どんどん顕在意識を使ってみてください。そうするとその中に“あれ〜?理屈で考えていたのになんで‘こんな事’急に思っちゃったのかしら?”という場面に必ず遭遇します。そう!これが大事!この“ふっとした閃き”はいつもの思考回路から来ていないって事が常々顕在意識を使っている人はこの違いがよ〜くわかりますよね? 。そしたらそう思ってしまった事を実際にやってみてください。例えば直観で絵を描かなければ!って思っている人がいたとします。色も直観で選ぶ、“この色かな?あの色かな?”でも分かりません。何色を使えばいいのか?何を描けばいいのか?その時彼女の頭の中に次の事がよぎります。“今日の夕飯の買い物はいつものスーパーではなく、駅前に行こう。”って。でも彼女は思います、“本気で絵を直観で描こうと思っていないから、夕飯の事なんか頭によぎっちゃった!なんと不謹慎な事か!” そして彼女はいつものスーパーに夕飯の買い物に行きました。するとなんてことでしょう!そのスーパーは臨時休業していました。その時彼女は初めてこの情報は自分に“直観”としてすでに入って来ていた事に気づきます。あまりにも“直観を使おう!”と思いが大きくて、見逃していませんか?あなたの直観を?

直観は使おうと思って使えるものではありません。ではどうしたらいいか?大事なのは自分に入って来た“直観だと思う事全て”を信じてやってみることです。上の例のようにもしその人がいつものスーパーではなく駅前に直接行っていればもっと早く買い物が出来たでしょう。“いつものスーパーはお休みですよ。駅前に行きましょうよ。”ってちゃんと最初から分かっていたわけですから。顕在意識をフルに使うことは簡単に出来ますよね?ではそれをやってください。でもその中でふと入って来たことには耳を傾けてください。大事なのは耳を傾けるだけではなくてそれを行動することです。行動しないと自分のものにならないからです。行動しても結果がどうだったかがわからない場合もあります。例えば彼女は直観を使って駅前に買い物に行きました。結果的にはそれが正解だったのですが、彼女はいつものスーパーに寄っていないので‘臨時休業’だったとは知りませんでした。なので自分の直観が正しかった事を確認出来ませんでした。結果がわからないと面白くないから“直観”で行動することが少なくなりました。確認して“そうだったんだ!”ってわからないと手応えがありませんか?でも結果はわからなくても駅前に行って正解だったんですよね?それだけでは不十分ですか?

これは顕在意識か直観か?なんて考えなくていいんです。もっとも大事なのはそのいずれであっても行動しちゃうって事です。だって自分で発見していく以外には方法はありませんから。自分流にやるしかないんですよ。顕在意識であれ直観であれ、まずは自分を信じて行動する事です。もし間違えが沢山あってもその間違えから学べます。自分の体験からしか学べません。どんどん間違えていいのです。間違えていると言うことは行動している証拠ですから。“直観!直観!”って頑張らなくても素直に行動に移せば必ず次に続いていきますよ。“なるほど、そう言うことだったんだ!” って、楽しみですね。