“あるがままに”の話し

あるがままに受け入れる。そのままを受け入れる。これはどうすればいいのだろうか?っとやり方が分からない人達もいるのかなぁ?それで少し書いてみます。

あるがままはそのままを受け入れる。と言うことはそこに自分の意見や感情が一切入らない状態だと思います。例えばある人が があなたに言いました 、“あなたって本当にばかね!こんな事も知らないの?!”って。あなたはこれをどのように処理しますか?

1)“私って本当に馬鹿なんだ”=悲しい

2)このやろう!なんてやつだ=怒り

3)そっか“馬鹿か”=納得

4)この人は私のことをバカと思っているんだ=その人の言葉を受け取るだけ=こだわらない

まだ色々とあると思いますが、私の頭にいまふっときたのは上の4つです。何事にも感情が発生したり、そんなことはありえないと相手を批判したりする状態はありのままを受け入れていないと言うことです。あるがままはそのままです。

 4)は淡々とそのことにこだわらずあるがままに受け入れています。それで“こんな事”って何だろう?そっかこの人ある政治家の話をしているんだ。私はこの政治家の事をよく知らないなぁ〜。でも知っておくことが大事と観じるから調べてみよう。こんな機会を与えてくれてありがとうね!そしてその人はその政治家のことを学びました。このような学びもできます。

 1)馬鹿だと言われて落ち込み悲しむ人はどんどん落ち込んだりします。私はこんな事も知らない、そしてあんな事も知らない。落ち込む方向に行ってしまい、ますます落ちみます。

2)このやろう!俺のことを侮辱したな!この怒りが他の怒りも巻き込んでその人の体の細胞の隅々まで怒りが走ります。でもこの人は怒りの振動波に慣れているためマイナスのエネルギーを受け取っている事がわかりません。

3)馬鹿を納得した人はそれから必死にいろいろなことを学びます。これは悪いことではありません。でも知識が全てでいろいろな事知っている自分が“偉い”と勘違いした意識を持った時点でエゴの方向へ向かいます。もしその人が知らなかった事に興味を持って調べて、“そうか!”って単に思ったとします。自分は偉くなったという意識を持たずに、“なるほど”で終わったらこんなチャンスを与えてくれてありがとうです。

 あるがままにが出来ない人は自分の先入観と感情が入り、そのままを受け入れられません。上の例のようにもう本当にそのままを“そっか〜”と受け取ります。例えば人とのやり取りの例の他には出来事がありますよね。息子が会社をクビになったとします。多くの人はそれを聞いてまず心配の感情がきますよね?それから何故息子が?そんなバカな!何をしたのかした?今後どうするのかしら?こんなような事がまずよぎるのでないでしょうか?ではあるがままはどんな?そのまんま。“息子が会社をクビになったようだ。”まずこれだけ。その次にもちろんなんで?どうしたの?って聞きますよね?そしたら息子さんが答えました。“大きな取引でミスをしてしまった。”っと。これをまたあるがまま=そのまま受け取ります。“大きな取引でミスをしたらしい”。これだけ。感情は入りません。ここからは色々な展開がありますが、息子さんの話を聞いてあげましょうよ。あるがまま=そのままに。そこであなたが何か助けてあげれたり、助言してあげれるならそうすればいいんです。

小さな子供は日常の出来事をあるがまま=そのままに受け入れていますよね?小さい子が出来て大人のあなたが何故出来ないか?小さな子供の頭には多くの知識もなく、また感情も大人のようにありませんよね。だから素直に受け入れているだけなんです。受け入れるしかないんですよね、小さな子供達は。大人は色々な事を知っている分、あるがまま=そのままが出来ないのではないでしょうか?

今日からあなたも少しバカになりましょうよ。そしたらあるがままがしやすくなるかも知れませんよ。